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| 出所、メールチェック |
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この時間には、毎晩遅くなりがちな若手弁護士はまだあまり出所していない。とりあえず、事務所のキッチンで入れたコーヒーを飲みながらメールのチェックをする。日本語のメールはすぐに読むことができるが、英語のメールもいくつか含まれているため、メールを読むだけでけっこう時間がかかる。
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| 労働審判期日 |
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労働審判期日に出席するため東京地裁に向かう。この労働審判は、従業員の懲戒解雇を行なった外資系企業が労働者側から申し立てられたものである。クライアントが外資系企業であると、海外にある本社と連絡を取りながら方針を決定していく必要があるため、なかなか手間が掛かる。
労働審判はやや特殊であるが、事務所に訴訟案件は意外と多い。この労働審判以外にも、いくつかの訴訟に参加させてもらっている。これからも少しでも訴訟と関わっていきたい。 |
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| ランチ&コーヒーブレイク |
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| 事務所のある赤坂見付は飲食店が多いためランチには困らない。この日は、少々歩くことになるが、同期と一緒にお気に入りのラーメン屋へ行くことにする。ラーメンを満喫した後は、そのまま事務所に戻る気にならないので、カフェに寄ってしばし休憩。 |
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| リサーチ(薬事法) |
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海外の医薬品製造会社から、ベーカー&マッケンジーの海外オフィスを通じて薬事法関連の依頼を受ける。直接仕事の依頼を受けるのはパートナーであるが、一般にパートナー、シニアアソシエート(留学後からパートナーまでのアソシエート)、ジュニアアソシエート(留学前のアソシエート)の3人で協働して仕事を進めることが多い。この案件もそうである。
今回の依頼の内容は、ある医薬品についての研究成果が記載された資料を日本の子会社(製薬会社)のホームページに掲載することの可否である。とりあえず、薬事法を調べてみると本件は薬事法の広告規制が関係することが分かった。ただ、薬事法では具体的な基準が分からないため、ネットを駆使して関連する規則や基準がないか調べてみる。さらに、慎重を期すため図書館に向かい参考文献をあさってみる。以上のリサーチにより、関連する法規制が把握できたため、次はこれを本件にあてはめる作業を進める。しかし、ホームページに掲載する資料が英文であるため、資料の内容を把握するのに時間がかかり、なかなか思うように進まない。四苦八苦しながらも、自分の中で一応の結論が得られたため、これまでリサーチした結果をレポートにまとめる。その上で、参考文献や参照条文を添付して、パートナーとシニアアソシエートに報告する。ここから先は、シニアアソシエートが回答書を起案して、パートナーの最終的なチェックを経て海外オフィスへ報告することとなる。 |
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| コーヒーブレイク |
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| 少し疲れたのでキッチンでコーヒーを飲みながら同期とおしゃべり、リフレッシュ。 |
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| デューデリジェンス(DD) |
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| 半月以上続いているデューデリジェンス(略して「DD」:企業買収等の際に買収対象会社の価値を算定するために行なわれる法務監査)がようやく終盤を迎えた。この案件では、弁護士7人で分担して、買収によって生じる可能性のある独禁法上の問題、対象会社の取引や労務関係、特許等に法的な問題がないかを調査してきた。私が担当しているのは、本社や店舗に関する賃貸借契約である。これまで半月以上かけて契約書を一つ一つチェックしてきたので、今回はその結果をレポート(DDレポート)にまとめる作業である。賃貸借契約に関する部分は、基本的にすべて自分に任されているため、責任が重くのしかかる。その分やりがいがある。 |
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| 英語レッスン |
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| ジュニアアソシエートは、週に1回英語レッスンがある。外部から招いた外国人講師をジュニアアソシエート3人くらいで囲んで、英会話をするというもの。普段の仕事の中で、英語の読み書きをする機会は多いが、英語で会話をする機会は限られているためけっこう重要だと思う。雰囲気も和やかで実は息抜きになる。 |
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| 自室で夕食 |
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| メールをチェックしながらコンビニで買ってきたおにぎりを食べる。事務所の周辺は、夜一人で行けるお店が少ないため、コンビニのお世話になることが多い。なお、この時間に外へ出ると、既に楽しそうに顔を赤くしているサラリーマンの方に遭遇する。ときどき羨ましいと思うことがあるが、その分自分達にも優遇されている面があるため、結局は人生観の問題だと思う。ただ、まだ1年目なのであまり深く考えないことにしている。とりあえずは、早く仕事を覚えたい。留学も楽しみ。 |
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| 契約書レビュー |
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先輩弁護士から電話が掛かってきて、株式担保契約書のレビュー(チェック)の進行状況につき聞かれる。これからDDレポートを継続するつもりでいたが、急遽こちらを進めることにする。なお、この案件は私がファイナンス部門に所属した際の継続案件である(1年生にはローテンションシステムがあり、半年ずつファイナンス部門とコーポレート部門をそれぞれ経験することになる。)。レビューの進め方は、先輩弁護士からいただいた他の案件の契約書と比較しながら、本件の契約書を修正していくという作業。随所で司法試験の民法で勉強したことの応用問題のような論点が出てくるため、なんとなく楽しい
なお、このくらいの時間になると多くの人が帰宅しているため、所内が静かで集中できる。渉外事務所の弁護士は夜遅くまで仕事をするイメージであったため、少し意外であった。ただ、早く帰宅した人も家で仕事をしているようだ(自宅でメール等を確認できる)。しかし、1年生のうちは図書館で調べものをする必要があるため、なかなか早く帰れない。 |
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| 花の水替え |
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| 株式担保のレビューに目処がついたため、しばし休憩。花の水を替える。事務所に毎週花を届けてくれるお花屋さんがあり、しかもとてもセンスがいい。癒される。 |
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| 体力が続く限り、DDレポートを進めることにする。だいぶ疲れてきたが、明日は明日でやるべき仕事があるためもう少し頑張る。この時間はまだほとんどの同期が残っている。 |
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| 帰宅 |
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| だいぶ遅くなってしまったが、なんとかDDレポートが完成しつつある。明日すべきことを確認して帰宅。 |
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